為替と通貨

・為替レートの知識

為替レートとは、通貨と通貨の交換比率のことを言います。例えば日本国内のニュースで見かける為替レートの情報であれば、日本円と米ドルの交換比率の事を指しているのです。
また、この時に「円と米ドルの為替レートは1ドル99円50銭から99円52銭で取引されています」と伝えられることがありますが、これは売る時と買う時の値段となっていて、この2銭の差をスプレッドと呼んでいます。


・変動する為替レート

為替レートが刻々と変動する理由はいろいろあるのですが、基本的として、通貨同士の需給バランスで決定されています。これは一般的な商品と全く同じで、多くの人が買いたいと思う商品(通貨)の価値は高くなり、人気がない商品(通貨)の価値は下がります。また、人気が高くなり過ぎれば手に入りにくくなって人気が落ちて価値が下がり、人気が低くなり過ぎて価格が下がると、割安感が出て人気が出て、高くなっていくことになるのです。

・世界の主な通貨について

米ドル
世界の取り引きに決済で使われている、いわゆる基軸通貨が、この米ドルになります。以前と比較すると影響力が弱くなったと言われていますが、まだまだ圧倒的な強さと安定性を持っています。トレーディングソフトであるMT4のユーザーにとっても、流通量が最も多くて情報も豊富なため、取り扱いがし易い通貨だと言えるでしょう。

ユーロ
EU加盟諸国が共同で発行している通貨がユーロになります。第二の基軸通貨を目指しており、万が一のリスクを回避するために、ユーロの保有高を増やしている国が数多く、今後もユーロの需要は高まっていくものと思われます。

英ポンド
イギリスが発行している通貨で、昔は基軸通貨として勇を誇っていましたが、現在はイギリス国内の通貨であるという以外、国際的な意味合いは少なくなっています。ただ、比較的値動きが激しいことから、大きな利益を狙う投資家には人気があります。

カナダドル
カナダは輸出する資源が豊富であるため、為替レートの動きは穏やかです。しかし、貿易の大半が隣国であるアメリカとの取り引きであるため、その経済状況や政策などの影響を大きく受ける傾向が強くあります。

オーストラリアドル
オーストラリアも資源輸出国です。世界的な低金利の中であっても、今でも比較的に高金利を保っていることから、人気の高い通貨になっています。

ニュージーランドドル
オーストラリアとの経済的なつながりが大変に強いのが、このニュージーランドです。オーストラリアと同様に高い金利が魅力です。

スイスフラン
流通量や経済の規模などはそれほど大きな通貨ではありませんが、世界経済の不安が増したり、有事が懸念される場合には、リスク回避のために避難先として買われる傾向がある通貨ですが、買いが殺到してフラン高になると政府が為替介入を行うため、限定的な変動幅になります。

南アフリカランド
大変強力な資源輸出国であり、非常に金利の高い通貨です。海外のFX業者では取り扱っている所も多くあります。メタルや金などの輸出が多く、これらの価値が上昇すると、ランドの価値もともなって上昇する傾向にあります。